先週、スタッフ知念がポルカに刺された記事を書いたんですが、その後の
様子、詳細を報告します(^^)/
刺された日の記事は
こちら
刺された日は私も店舗にいて知念が刺されたのを見ていたので、刺されてすぐ
お湯を沸かし、その間傷口を洗い流し出来るだけ毒も出しました。
エイに刺されると約10分後位~1時間後位の間想像を絶する激痛が襲ってくると
言われています。なので急いでお湯を準備し刺された手をお湯に浸けさせました。
お湯の中でも毒を出す為、腕にゴムをはめ血をお湯が赤くなるくらい出しました。
お湯に浸けていてもちょっとした痙攣!?でしょうか、体がブルブル震えていました。
少しでもお湯から手を出すと恐ろしい位の激痛が襲ってきたそうです。
なのでどんどんお湯を沸かし冷めてくるとお湯を足すといったことを続けていました。
20分位で壊死防止の為、腕のゴムを外して手はそのままお湯に浸け50分程
痛みが治まるのを見ていました。
(傷口の写真を撮るためにお湯から出そうとしたんですが、写真を撮るための
2~3秒ですらお湯から手を出すと痛がるので出せませんでした。)
しかし全然痛みが治まらないので救急車を呼ぶことに・・
エイに刺されて救急車は大袈裟じゃ!?と思われる方もいらっしゃるとは思いますが
あれだけ痛がっているので出来るだけ早く治療させたいのと、もしお客様が自宅で
1人の時、エイに刺された時は無理せず救急車を呼んだ方が安全ということを伝える為
そして病院での治療法をお客様に説明する為に呼びました。
実際、後で知念に聞くと1人では刺された後にお湯を沸かしたり応急処置をする余裕は
絶対に無い!と言っていました。
病院での治療法ですが、病院でも淡水エイに刺された患者は初めてらしく分らなかった
みたいです。
一応、救急車が来た時に救急隊員の方に蛋白性の毒でお湯に浸けることによって痛みを
和らぐことが出来ることを伝え、冷めたら足す用のお湯と念の為淡水エイに関する本を
持たせました。
治療中お湯に手を浸けながら抗生剤を点滴で注入し破傷風防止の為の注射をしたそうです。
治療中は手が腫れ上がっていたそうなんですが帰ってきた時はこのように腫れは
引いていました。
指と指の間に刺された跡があるのわかります?
その日と翌日はチクチクと軽く痛みがあったそうなんですが3日目からは痛みは
無くなったそうです。
しかしこれは刺されてすぐ応急処置をしたからです。
ビリーバーのお客様で1ヶ月前くらいに刺された方がいるんですがまだ腫れています。
知念の場合は5mm程刺されただけだったので早く治ったかもしれませんが
痛みは相当なものだったそうです。
以前もエイの毒について記事を書いたことがありますが今回は実際に刺されたことを
書いたので説得力はあったかな!?以前の記事は
こちら
今回、長文になってしまいましたが今日説明したことをお客様に伝えるのは
淡水エイを販売している私共の義務だと思い書きました。
でも毒があって危ないというリスクを補って余るほどの魅力が淡水エイにはあります。
気をつけながら魅力たっぷりのエイ飼育を楽しんで下さい(^^)/